練馬区のおすすめ美術館一覧【厳選】

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東京都心からほんの少し足を伸ばしたところに位置する練馬区は、緑豊かな環境とともに、文化・芸術の発信地としても知られています。

特に美術との関わりが深いこの地域では、美術館巡りが楽しめるスポットが数多く存在します。

「練馬区立美術館」は地域の歴史と連動した多彩な展示が魅力で、「光が丘美術館」では現代アートが堪能できます。さらに、「ちひろ美術館・東京」では絵本作家いわさきちひろの世界に浸ることができます。

美術鑑賞の後は美しいカフェで一息つくのもお忘れなく。そんな練馬区の美術館巡りについて詳しくご紹介します。

練馬区の美術との関わり

練馬区は東京23区の中でも、美術・文化活動が盛んな地域として知られています。区内には多くの美術館やアートスペースが点在しており、地元のアーティストによる個展やワークショップが定期的に開催されています。

特に注目されるのは緑豊かな環境と融合した美術施設の数々で、訪れる人々にリラックスした空間でアートを楽しむ機会を提供しています。

練馬区のおすすめ美術館一覧

練馬区立美術館

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出典: 練馬区立美術館
練馬区立美術館の見どころ
  • 企画展の内容が魅力的で、特にシュルレアリスムに関する展覧会がある

「練馬区立美術館」は、1985年に東京都練馬区の美術の森緑地にオープンしました。この美術館は、地元作家の作品や近・現代の日本の洋画、前衛美術の作品など、約6,700点以上のコレクションを誇っています。2019年には開館40周年を記念して大規模な改修が行われ、現代のニーズに合わせた新しい展示空間が整備されました。

特に企画展では、シュルレアリスムに焦点を当てた展覧会が高い評価を得ています。2024年の3月から4月には、「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」という大規模展が開催され、日本に影響を与えたシュルレアリスム作品約120点が集められる予定です。また、5月からは「歸空庵コレクションによる 洋風画という風 ―近世絵画に根づいたエキゾチシズム―」が開催され、江戸時代の洋風画に見られるエキゾチシズムが紹介されます。

練馬区立美術館の概要

美術館名練馬区立美術館
住所〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
電話番号03-3577-1821
アクセス電車
・中村橋 より徒歩3分
・西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通 / 都営大江戸線 練馬駅乗り換え 石神井公園方面へ1駅)
営業時間10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休業日月曜日(月曜日が祝休日のときはその翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日) / 展示準備期間
所要時間60 ~ 120分
料金企画によって異なる(無料の場合もある)
来館サポート情報車いす・ベビーカー・杖・歩行補助カート / エレベーター
多目的トイレ / 身体障害者補助犬
公式HP公式サイト

光が丘美術館

光が丘美術館
出典: 光が丘美術館
光が丘美術館の見どころ
  • 日本の伝統芸術と文化に特化した展示内容が魅力的

「光が丘美術館」は練馬区田柄に位置し、日本の伝統芸術に特化した美術館です。美しい日本庭園に囲まれ、訪れる人々に静かな環境で芸術を楽しんでもらえる場所となっています。館内には手打ちそば屋や陶芸教室も併設しており、アートとともに日本の文化を体験することができます。

この美術館では、日本の伝統美術工芸品を中心とした展示が行われており、企画展では日本の伝統文化にまつわる作品が数多く紹介されています。来館者は、展示を通じて日本の豊かな文化とその魅力を深く感じることができます。また、美術館のカフェでは、くつろぎながら展示内容について語り合うことができ、さらに文化体験を豊かにします。

光が丘美術館の概要

美術館名光が丘美術館
住所〒179-0073 東京都練馬区田柄5-27-25
電話番号03-3577-7041
アクセス都営大江戸線 光が丘駅下車 徒歩3分
営業時間10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
休業日月曜日、火曜日、年末年始、イベント利用時、展示替え
所要時間60分
料金一般・大学生 500円 / 小学・中学・高校生 300円
来館サポート情報車椅子 / 車椅子の貸出 / 車椅子対応トイレ / エレベーター
公式HP公式サイト

ちひろ美術館・東京

ちひろ美術館・東京
出典: ちひろ美術館・東京
ちひろ美術館・東京の見どころ
  • 絵本作家・内田百閒の作品が中心的に展示されている専門美術館
  • 内田百閒の生活空間や庭園なども再現されている

「ちひろ美術館・東京」は、東京都練馬区にある静かな石神井公園内に位置し、訪れる人々に絵本の魅力を伝える場所です。この美術館は、1994年に開館し、絵本作家内田百閒の生誕80周年を記念して設立されました。

美術館の常設展示室では、内田百閒の代表作約200点が年代順に並び、その創作の流れを追うことができます。訪れる人々は、彼の独特な視点と感性が織りなす作品群に触れることができます。企画展示室では、内田百閒に関連するテーマを元にした企画展や、絵本原画の特別展示が行われ、常に新しい発見があります。

さらに、館内には内田百閒がデザインした家具や調度品が展示されており、彼の暮らしや美学の一端を感じることができます。また、美術館の敷地内には、彼が愛した庭園が再現され、訪れる人々に静寂と癒しを提供しています。

加えて、美術館内にはカフェも併設されており、鑑賞後にリラックスしながら、おいしいコーヒーや軽食を楽しむことができます。このカフェでのひとときは、美術館で過ごす時間をさらに豊かにしてくれるでしょう。

ちひろ美術館・東京の概要

美術館名ちひろ美術館・東京
住所〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
電話番号03-3995-0612
アクセス電車
・西武新宿線上井草駅下車徒歩7分
・JR中央線荻窪駅より 西武バス石神井公園駅行き 上井草駅入口 徒歩5分
・西武池袋線石神井公園駅より 西武バス荻窪駅行き 上井草駅入口 徒歩5分
営業時間10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
休業日月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)、 GW(2024年4月29日~5月6日)は無休
所要時間60 ~ 120分
料金大人1200円 / 18歳以下・高校生以下無料
団体(有料入館者10名以上)/ 学生証をお持ちの方 / 65歳以上の方は900円
来館サポート情報車椅子 / 誰でもトイレ / エレベーター
公式HP公式サイト

まとめ | 練馬区での美術館探訪

練馬区の美術館巡りは多彩な楽しみを提供してくれます。「練馬区立美術館」地元アーティストや国際的な展覧会を楽しむことができる場所として、多くの人々に愛されています。この美術館は、将来的な再整備や建て替えの可能性も視野に入れ、常に新しい魅力を提供し続けています。

一方、「光が丘美術館」は、その静かな環境とともにアートに触れる贅沢な時間を過ごせる場所として人気があります。敷地内にはおしゃれなカフェも併設されており、美術鑑賞の後にリラックスするのに最適です。

「ちひろ美術館・東京」は、絵本画家いわさきちひろさんの作品を中心に展示しており、その豊かな創造力と表現力に触れることができます。訪れるたびに新しい発見があるこの美術館は、子供から大人まで幅広い年齢層に支持されています。こちらも展示企画が特徴で、常に新しい企画展が期待されます。

こうした美術館の多様性と、それぞれが持つ独自の魅力が練馬区をより一層豊かな文化の地域として際立たせています。今度の休日には、ぜひ練馬区の美術館巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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