杉並区のおすすめ美術館一覧【厳選】

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東京都杉並区は、歴史と文化が交錯する場所として多くの人々に愛されています。アートと科学、歴史とアニメーションが共存するこの地域には、魅力的な美術館が点在しています。美術館巡りをすることで、杉並区の多彩な文化を楽しく深く学ぶことができます。荻窪や高円寺などのエリアにも、訪れる価値のあるスポットが数多くあります。

杉並区が誇るおすすめの美術館をいくつかご紹介します。未来を感じることができる「IMAGINUS(イマジナス)未来をつくる杉並サイエンスラボ」、地域の歴史を学べる「郷土博物館」「郷土博物館分館」、そして日本のアニメ文化を体感できる「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」です。

これらの美術館を訪れることで、杉並区の魅力を存分に感じることができるでしょう。ぜひ次の休暇には、美術館巡りを通じて杉並区の芸術に触れてみてください。

杉並区の美術との関わり

杉並区は、東京都の中でも特にアートと深いつながりを持つ地域として知られています。荻窪高円寺など、芸術が息づくエリアが点在しており、美術館ギャラリーが多く存在します。これらの施設を通じて、地域の住民は日常生活の中で芸術を身近に感じることができます。さらに、多くのアーティストが杉並区にアトリエを構えており、創造的な雰囲気が漂っています。

杉並区内には、数多くの魅力的な美術館があります。これから紹介する美術館は、訪れる価値があるスポットばかりです。地域の歴史や文化を学べる施設から、未来を感じさせるユニークな展示まで幅広く楽しめます。

杉並区のおすすめ美術館一覧

IMAGINUS(イマジナス)未来をつくる杉並サイエンスラボ

IMAGINUS(イマジナス)未来をつくる杉並サイエンスラボ
出典: IMAGINUS(イマジナス)未来をつくる杉並サイエンスラボ
IMAGINUS(イマジナス)未来をつくる杉並サイエンスラボの見どころ
  • 旧小学校の校舎をリノベーションした次世代型科学教育施設
  • 【体験】【思考】【創造】【発信】の4要素が連動したコンテンツで科学を体感

「IMAGINUS」(イマジナス)は2023年10月、東京都杉並区の高円寺に新たにオープンした先進的な科学教育施設です。この施設は以前の「旧杉並第四小学校」の校舎をリノベーションされ、現代の科学教育と創造性を融合させた「科学の体験場」として生まれ変わりました。

内部では、訪れる人々が主体となって楽しめる多彩な科学体験が用意されています。例えば、実験を通じて科学の基本原理を直感的に習得できる展示や、ものづくりの楽しさを体験できるワークショップなどがラインナップされています。

「IMAGINUS」(イマジナス)では、幅広い年齢層が科学の興味深さを再発見できるように、「体験」「思考」「創造」「発信」の4つの要素が緊密に連携してデザインされています。来館者が何かを「体験」し、そこから「思考」に至り、「創造」的なプロセスを経て、新たな知識や発見を「発信」する循環が目指されています。

IMAGINUS(イマジナス)未来をつくる杉並サイエンスラボの概要

美術館名IMAGINUS(イマジナス) 未来をつくる杉並サイエンスラボ
住所〒166-0002 東京都杉並区高円寺北 2−14−13
電話番号03-6383-0290
アクセス電車
・JR中央線・総武線 高円寺駅 北口より徒歩5分
バス
・高円寺中学校(王78、赤31、赤31-2)より徒歩3分
・杉並芸術会館・座・高円寺(赤31、赤31-2、高10、高60、高70)より徒歩3分
営業時間9:00~21:00
休業日第1・3火曜日、年末年始(12/29~1/3)、不定休あり
所要時間60〜120分
料金 無料
来館サポート情報車いす・ベビーカー・エレベーター
補助犬(盲導犬・介助犬・聴護犬)の同伴
授乳室・多目的トイレ
公式HP公式サイト

郷土博物館

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出典: 杉並区ホームページ
郷土博物館の見どころ
  • 葛飾北斎の生涯と作品を中心に紹介する、日本で唯一の北斎専門美術館
  • 約1,900点の収蔵品の中には、著名コレクターからの寄贈作品も多数所蔵

杉並区の荻窪に位置する「杉並区立郷土博物館」は、1989年に開館しました。この博物館は、杉並区の豊かな歴史と文化を保存し、展示するために設立されました。開館以来、地域の歴史や文化に関する資料を収集、保存、調査、研究し、その成果を折々に展覧しています。

常設展示では、杉並区の古代から現代に至る歴史を網羅しており、各時代の景観を再現したイラストや発掘された石器、土器などが展示されています。また、博物館では特別展や企画展もしばしば開催されており、例えば「杉並文学館」では、杉並区に縁のある文学者やその作品に焦点を当てた展示がされています。

さらに、区民が参加できる展示や古文書講座などのイベントも実施されており、地域の人々が歴史や文化に直接触れる機会を提供しています。

郷土博物館の概要

美術館名郷土博物館
住所〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南 1-15-1
電話番号03-3312-2111
アクセス電車
・京王井の頭線 永福町駅北口 より徒歩15分
バス
・JR中央・総武線 高円寺駅または地下鉄丸ノ内線 新高円寺駅・京王井の頭線 永福町駅 間
都立和田堀公園 より徒歩5分
営業時間9:00~17:00
休業日毎週月曜日・毎月第3木曜日(祝日と重なった場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/29~1/3)
所要時間60〜120分
料金一般 100円(80円) / 中学生以下は無料
* ()は20名以上の団体
* 障害者手帳等を提示する方及びその付き添いの方は無料
来館サポート情報車いす・スロープ・エレベーター・ベビーカー・多目的トイレ
公式HP公式サイト

郷土博物館分館

郷土博物館分館の見どころ
  • 葛飾北斎の生涯と作品を中心に紹介する、日本で唯一の北斎専門美術館
  • 約1,900点の収蔵品の中には、著名コレクターからの寄贈作品も多数所蔵

「杉並区立郷土博物館分館」は、1989年の開館以来、東京都杉並区の高円寺南で地域の歴史と文化を後世に伝える役割を果たしています。主館と同様に、地域の遺産を保存し、展示することを目的としており、古代から現代に至るまでの杉並区の歩みを知ることができます。

分館の展示内容は、考古遺物古文書民俗資料などが中心で、特に地域の遺跡から発掘された品々が見どころです。定期的に開催される企画展示では、「発掘された縄文時代」「生誕120年 棟方志功」など、地域の歴史を深掘りする内容が充実しています。また、区民が直接参加できる「荻窪の記憶」シリーズでは、地域住民の写真や資料を展示し、共有された思い出を紡ぐ試みが続いています。

郷土博物館分館の概要

美術館名郷土博物館分館
住所〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南 1-15-1
電話番号03-3312-2111
アクセス電車
・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅 北口より徒歩10分
営業時間9:00~17:00
休業日毎週月曜日・毎月第3木曜日(祝日と重なった場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/29~1/3)
所要時間60分
料金無料
来館サポート情報車椅子対応トイレ、オストメイト対応トイレあり。
公式HP公式サイト

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムの見どころ
  • 葛飾北斎の生涯と作品を中心に紹介する、日本で唯一の北斎専門美術館
  • 約1,900点の収蔵品の中には、著名コレクターからの寄贈作品も多数所蔵

「東京工芸大学杉並アニメーションミュージアム」は、2003年に杉並区の新たな観光スポットとして登場しました。日本初のアニメーション専門の美術館として、アニメの歴史や制作過程を系統立てて学べるほか、実際に体験できる展示を提供しています。

常設展示では、映像資料や有名なクリエーターの作業環境の再現が見られ、さらに簡単なアフレコ体験アニメ制作の原理を学べるコーナーも設けられています。企画展示では、特定のアニメ作品や制作会社、クリエーターをテーマにした展示が行われ、訪れる人々に新たな発見と喜びを提供しています。

東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアムの概要

美術館名東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
住所〒167-0043 東京都杉並区上荻 3-29-5
電話番号03-3396-1510
アクセスJR中央線・東京メトロ 丸ノ内線
・荻窪駅北口 より関東バス(0番及び1番より乗車)5分 荻窪警察署前 より徒歩2分
・荻窪駅北口 より徒歩20分
・西荻窪駅北口 より関東バス(3番より乗車)7分 荻窪警察署前 より徒歩2分
・西荻窪駅北口 より徒歩16分
西武新宿線
・上井草駅より西武バスで7分(荻窪駅行き)荻窪警察前より徒歩5分
西武池袋線
・石神井公園駅南口より西武バスで20分(上井草駅経由荻窪駅行き)荻窪警察前 より徒歩5分
営業時間9:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
休業日毎週月曜日、年末年始(12/28~1/4)
所要時間60分
料金企画によって異なる
来館サポート情報エレベーター・車椅子対応トイレ・授乳室
公式HP公式サイト

まとめ | 杉並区の美術館を芸術を堪能しよう

杉並区は東京の中でも文化と芸術が深く根付いたエリアで、多様な美術館や博物館が点在しています。例えば、未来をつくる杉並サイエンスラボ「IMAGINUS」は地域の子供たちに科学技術の魅力を伝える施設として人気です。また、歴史と文化を学ぶことができる「郷土博物館」は、「郷土博物館分館」ともども地元住民や観光客に広く愛されています。

「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」も、アニメの聖地として知られる杉並区の魅力を最大限に引き出しています。このミュージアムではアニメ制作の歴史や技術を学ぶことができ、特に若い世代にとって価値のある場所です。

荻窪高円寺といったエリアも含めて、杉並区全体が芸術と美術の豊かさを誇示しています。各施設には独自の特色があり、訪れるたびに新鮮な発見が待っています。このように多彩な美術館が揃う杉並区は、文化的価値が非常に高く、訪れる人々に多くのインスピレーションを与える場所です。是非とも、時間をかけてじっくりと巡ってみてください。

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